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2007年08月16日

襖(ふすま)の骨が折れて穴が開いていました

 公団住宅の親戚の家の襖が、骨が折れて穴が開いたというので修理しました。障子のように骨組みをつくり紙を貼って周りに枠をつけた本ぶすまです。古い家の襖はこのような作りでした。最近の襖はこのようなものは珍しく、板襖といって下地が合板で作られているものがほとんどになってしまいました。

本ぶすまは骨組みの上に新聞等の大判の紙を2,3枚貼り重ねて、最後に襖紙を貼って仕上げます。特徴は厚みが少なくなんといっても軽いので開閉が楽です。一方板襖は紙の張替えは楽で、ホームセンターなどで今は襖紙も糊も売っていますから、古い紙をはがし張り替えるのは誰でもできると思います。

古い本ぶすまをはがすのは決まった手順があるのでご説明します。

修理をした本ぶすまです

修理が終わった襖


本ぶすまの各部分はこのように呼びます

襖の各部分の名称


下地はこのようになっています

ふすまの下地名称


この下地の骨に下張りの紙を貼り重ねるわけです。修理したときは既存の紙をはがし、この骨の状態にしてから木工用ボンドで接着しました。4,5箇所の骨が折れてしまっていました。


本ぶすまの紙をはがし張り替えるには、まず襖の周囲についている縦縁をはずすことから始めます。

縦縁を上側からトンカチで叩くと下のほうにずれます。

縦縁を上のほうから叩く

下側にずれたところで外側に引っ張ると本体と縦縁がはずれます。本体のほうに釘が打ってあり、縦縁のほうには釘の頭が入るように穴が掘ってあります。穴の底では横側に釘がずらせるように穴を広げてあります。「引きどっこ」という手法で、表に釘が見えないように収める方法です。

縦縁をはずしたところです。

縦縁の引きどっこ穴

もう一方の縦縁も同じようにはずし、上と下の縁もはずします。


周囲の枠がすべて外れたら、引手をはずします。引手は小さい釘で止めてありますので、これをくぎ抜き等で抜くと引手が外れます。

引手を釘を抜いてはずします


これで枠全部が外れましたので、紙の張替えだけの場合は新しい襖紙を貼ります。今貼ってある襖紙の上から貼ったほうがやりやすいでしょう。貼りかたのコツはのりを薄くし、中央から端のほうに空気を抜くようにしごいてしわをなくなるように貼ることです。少しのしわは乾くと伸びますから問題ないです。襖紙は縁の中に隠れる部分でカットします。また引手部分は貼った後カッターで切れ目を入れてから元のようにはめ込んで釘打ちします。四方の縁は外したときと逆の手順でくみ上げます。



posted by sinnosuke at | Comment(0) | TrackBack(0) |  □襖の修理

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